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大家さんが自分で対応する、よくある入居者トラブル TOP3

カレーつけ麺食べてきました。Limitless㈱管理部の有泉です。

高田馬場に美味しいラーメン屋さんが結構あるんです!ラーメンの話はさておいて今回は、前回ご紹介した4つの項目の中の「2.入居者トラブル」についてご紹介いたします。

騒音被害

最も多い事例の「①騒音被害」ですが、ここ最近コロナの影響もあり、休日に出かけられず、在宅ワークも多くなり、おうち時間が増え、今まで気にもならなかった「音」に非常に敏感になっている入居者様が増えております。

ファミリー物件で多かったのは、室内を走り回る音や、お子様の泣き声、ペットの鳴き声等単身用物件で多かったのは、友人を招いての食事会、音楽プレイヤーの音や通話の際の話し声、筋トレによる物音等

正直、ここには書ききれないほどの内容があります。

そして、「音」の問題は、人それぞれ個人差もあり、トラブルを完全に回避をするということは正直…不可能に近いと思います。

大前提として、一番回避しなければいけないのは「入居者同士の話合」です。

騒音主と被害者との話合は、暴力事件や悪質行為に結び付く事が多いからです。

なので、少しでも「騒音トラブル」を回避するための方法はいくつかあります。

 

2.お客様を紹介してくれた「賃貸不動産屋」に相談する。

3.自ら動く

 

「管理会社」に相談する。

建物管理等に管理会社を入れている場合、それなりに費用も支払っているので、管理会社等は迅速に動いてくれると思います。

まず始めに、管理会社の行う作業としては「貼り紙」です。エントランスや、集合ポストの周辺に

level1「近隣よりクレームが入っております。心当たりのある入居者様は…」等

それでも収まらない場合は

level2「これ以上続くようなら部屋を特定し、厳重注意します」等

多くはlevel2で収まることが多いですが、それでもダメな場合は

level 3「対象者に直接会い、直談判」です。

それでも全く効果がない場合は

levelMAX「法的措置」となります。

立地・環境

お客様を紹介してくれた「賃貸不動産屋」に相談する。

こちらは、正直難しい場合のほうが多いですが、お客様と一番近いのは紹介をしてくれた「一般媒介業者」になりますので、一度相談してみましょう!

その場合は、貼り紙等ではなく、媒介業者よりお客様に「直接連絡」をするので、トラブルにもなりやすい場合もあるので気を付けてください。

なので、「賃貸不動産屋」に相談するときは、担当の方としっかり話し合い内容を伝え、極力トラブルにならない方法で伝えてもらいましょう。

 

自ら動く

こちらに関しては、2と同じになりますが、建物を自主管理しているオーナー様も多く、入居者様にとっては効果が絶大です。

なんたって建物のラスボス的存在ですから!ただ、自ら動くことによって労力や時間を費やしてしまいます。

その場の効果はてき面だとしても、また日を追うごとに同じことを繰り返されてしまうと…。

何かあるたびに入居者様から連絡があり、休み間もない…等

戸数が増えれば増えるほど、そういった問題も多くなるので、極力協力者を募るのがよいと思います!

 

ごみの不法投棄

こちらも本当に、絶えない案件です…

・ごみの曜日を確認せず、出してしまう。

・分別せずに出してしまう。

・時間を気にせず出してしまう。

・入居者以外の第三者が勝手に捨てていく。等々

特に多いのが、「越してきたばかりの人」です。

地域が変われば、ごみの分別の仕方・ごみを出す日時が異なり、今までの癖で出してしまうケースも少なくありません。

なので、不動産屋には口酸っぱくごみの分別・出す日時を厳守するよう伝えるのがよいです。

市区町村のホームページからも確認、案内の紙を出すことが可能です!

そして、「入居者以外の第三者が勝手に捨てていく。」これも困る要因です。

こちらは入居者用のダストボックスがあれば、カギを付け、入居者のみ使えなくなるようにするのが一番の解決策です。

ダストボックスのない建物であれば、防犯カメラの設置をお勧めします!

実際に、防犯カメラによって、第三者のごみ捨てを阻止・犯人特定にまで至ることがあります。

ゴミを放置することによって、動物等がごみを漁り、散乱し異臭や悪臭を放ち、入居者様が離れてしまう場合もありますので、管理会社との連携や、週1.5回~2回程度の掃除・点検をお勧めします!

異臭・悪臭

最近多くなってきているのが「タバコの煙」です。

皆さん、外出する機会も減り、自宅にいることが多くなって、ベランダでタバコを吸う方が非常に増えているというのが、現状です。

年間を通すと、夏や秋口に、そのようなクレームが多くなります。

お部屋の中で、タバコを吸うと壁紙が汚れてしまい、臭気も残り、退去時のクリーニング費用が…、そして多いのが、タバコをベランダで吸うのを百歩譲ったとしても、マナーの悪い方は…煙草の灰や、吸殻を下に落としてしまうケースも…

こちらに関しては、本当に最悪です…

煙・匂いは、最悪窓を閉めれば問題ありませんが、灰や吸殻に関しては2階以上であれば、下の階の洗濯物にかかってしまったり、風向きによってはお部屋に入ってくるといった大トラブルになり兼ねない問題です。

こちらの一番の解決策は、不動産屋に募集をかける際に「建物内・外、全面禁煙」を告知すし、契約書の「特約事項」にも必ず、同じ文言を入れる。

そうすれば、原則喫煙者の入居は回避できることが多いので、トラブルは回避できるかと思います!

 

 

 

トラブルシリーズいかがでしたでしょうか。

頭を抱えて、考え込んでいるオーナー様も少なくないかと思います。

お困りの際は、お気軽にご相談・質問ください。

担当 有泉(アリイズミ)・荒井

 

次回は、【設備故障・立地・周辺環境】について、ご紹介します!

 

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